ーまず、Awarefyを使い始めたきっかけを教えてください。
1年ほど前から使っています。仕事の中で、嫌に感じることや、人に迷惑をかけてしまうことがあり、そういうものを備忘録的に記録できるものはないかと探していたときに見つけたのがAwarefyでした。
ーどのようなタイミングで記録することが多いのでしょうか。
基本的には自分が書きたいと思った時に書いています。職場での休憩中や、仕事終わりにまとめて書くことが多いですね。1ヶ月に数回、感情メモに記録しています。
ー主に使っているのは、どの機能ですか?
感情メモです。上司に言われて感情が波立ったことや、失敗したことなどを書くことが多いです。起きた出来事をつい忘れてしまうので、外部に記録として残しておきたいという思いがあります。そうすることで、自分に染み込ませていくような感じです。
ー感情メモを書くことを通して、何か気づきや発見はありましたか?
書いている途中でいろいろな思考が浮かんできます。例えば、嫌だと感じたことを書き込んでいるうちに、実は自分も同じことを人にやっていたんじゃないか?と気づくとか。
それと、波立った感情を頭の中に入れたままにしておくと、整理できずにキャパオーバーになってしまいます。出来事をありのままに率直に書き出すことで、思考と出来事とのバランスを取っている感覚です。
ー書き出すこと自体に意味を感じているということでしょうか?
そうですね。振り返りというよりは、書いている中での気づきが多いです。まず書くことが大事だと感じています。
ーAwarefyを使う前と後で、変化を感じることはありますか?
自分がどう思っているのかを、自分の中でまとめやすくなりました。それから、思考の言語化もしやすくなりました。
Awarefyに書くことを通じて、思考の整理や言語化の訓練ができたという感じです。
ー素晴らしいですね。思考の言語化がしやすくなって、どんないいことがありましたか?
ひとつは、自分を知れるということです。昔は自分自身がどういう人間なのかよくわからなくて、漠然とした不安感がありました。それが、Awarefyに書くようになってからは、自分がどういう人間か、少しずつ自分なりに定義できるようになってきたと思います。そうすることで、不安感がなくなり、精神的な安定ができている気がします。
ー自分を知れる。とても良いですね。
それから、他人から「いい意味で変わったね。」と言われることもあります。
昔は相手が言ってきたことに対して、自分が否定されているような気持ちがありました。ショックを強く感じて、反射的に反発して、自分自身の改善に目を向けることができていませんでした。
だけど、Awarefyで、そのような時にどういう気持ちになったのかを記録していくことで、出来事と感情を客観視でき、直すべきところは素直に直そうという気持ちになりました。今は、人に何かを言われても、傷つけられていると感じることが減りました。
ーN.Mさんにとって、アプリはどのような存在ですか?
うーん、そういえば、地味に、感情メモをまとめた後のAwarefyからの一言メッセージにほっとするんですよね。「気軽に書き込んでくださいね。」とか「感情に良い悪いの判断をする必要はありません。」とか。そういうのをみて、自分を否定しなくても良い気持ちが持てるようになりました。
私にとって「小さな子供の安心基地」のような存在になっている気がします。私の嫌に思っている部分をさらけ出して、受け止めてもらえる。そして理解していく。そうやって、少しずつ自己肯定感を持てていることが、私にとってすごく大事なことなのかもしれないと、今日話していて思いました!
ー大変貴重なお話をありがとうございました。引き続き、Awarefyをよろしくお願いいたします!
© 2022 Hakali Inc.