「感情メモ」の背景について -セルフモニタリング編-

author's avatar
Awarefy サポートチーム

感情メモのもとになっている考え方

Awarefyの感情メモは、認知行動療法の「セルフモニタリング」という考え方に基づいて設計されています。

セルフモニタリングとは、自分の考え、感情、行動、身体の反応、置かれている状況などを、観察して記録していくことを指します。
「どんなことがあった?」「どんな気持ち?」「どんな考えが浮かんだ?」「何をした?」といったことを自分自身に問いかけて、それを1つずつ書き出して整理してしていきます。


セルフモニタリングのポイント

セルフモニタリングをすると、どんないいことがあるのでしょうか?大きく2つに分けて説明していきたいと思います。

1. 外に出して見える化することで、もやもやが和らぐ

もやもやしている自分、いろんな考えや感情でいっぱいいっぱいになっている自分を、「あ、今自分は悲しい気持ちなんだな」「失敗したらどうしようって考えてるんだな」など、一歩引いて自分の気持ちを眺めてみることが、もやもやと上手に付き合う上で大切です。
また、自分の感情や考えを外に出して見える化することによって、つらい気持ちや寂しい気持ちなどの自分の中のもやもやを、少し和らげることができると言われています。
まとめると、

  • 自分の感情や考えを外に出して見える化すること
  • 書き出したものを一歩引いて眺めて、自分を客観的にみること によって、その時の感情や考えから距離を置くことができるので、いやな気分が少し和らぐということですね。

2. 自分の考えや感情のパターンに気づくことができる

自分のことは自分が1番よくわかっているつもりでも、実は気づかないうちに自分をつらい気持ちにさせてしまう考え方のパターンに嵌ってしまっていることがあります。

例えば、仕事でミスをしてしまった時に、「社会人失格だ」「自分はいつも失敗ばかりだ」と考えることで、落ち込んだり悲しい気持ちが出てきて、それによってどんどんネガティブな考えが広がって、ますます気持ちも落ち込むといった、悪循環のパターンがあるとします。
一つのミスで、社会人失格だという評価が下されることはないはずですが、ネガティブな考え方の癖がついていると、常にこうした悪循環に陥ってしまうことがあります。
こういったパターンは、自分で気づくのはなかなか難しいと言われています。そのため、まずは書き出して外から客観的に眺めてみることが大切になります。
冷静に物事を考えられるタイミングで、書き出したものを振り返り、自分で自分をつらくさせているパターンに気づいていくことで、そのパターンから抜け出すヒントをみつけることができるんですね。

また、「実際に起きた出来事」と「自分の中で出てきた考え・感情」を区別して書き出していくことで、「なんかわかんないけどしんどい、つらい」の正体をつかむことができたり、嬉しい気持ちを書き留めることで「こういうときに調子がいいな、元気だな」といったパターンを見つけることができます。


今の自分の状態を整理することは、心の健康を維持するためにとても大切なことだとされており、セルフモニタリングは認知行動療法の基本中の基本とも言われています。
ぜひ感情メモを活用して、自分の状態を観察してみてくださいね。

Links

  • よくある質問と回答
  • お問い合わせ
  • 採用
  • 公式Twitter
  • Neuromind

© 2022 Hakali Inc.